受給者
50代 男性
傷病名
直腸癌 人工肛門造設
年金の種類
障害厚生年金 2級

相談の状況

数年前の健康診断で便潜血の診断を受けましたが、他に体調に異常もなかったため、すぐに受診はせず日常を過ごされていました。
1年後便が緩い状態が続き、1時間のうちに何度もトイレに行くようになりました。
その年の健康診断でも便潜血の診断を受けたため近くの病院を受診したところ、手術が必要なレベルと診断され、紹介状を持って総合病院へ転院しました。
総合病院で検査を受け直腸癌と診断され、癌の放射線治療がすぐに始まりました。
放射線治療で癌が小さくなったところに直腸切断手術を行い、人工肛門を造設しました。
その後も癌の治療を続け、腸閉塞で緊急手術を受けるなどありましたが、5年経過し直腸癌は治癒となりました。
現在はお仕事もされ日常生活も問題なく送れていますが、知人から障害年金の話を聞き、自分も対象になるのではと思いお問い合わせいただきました。

申請までのサポート

相談者様が初診の病院を受診された年に発行された医療費通知をお持ちになっていましたので、初回の面談で初診日を特定することができました。
また、年月が経過していましたが、初診の病院でカルテも見つかり書類作成がとてもスムーズに進みました。
ご相談者様がご自身の傷病が障害年金の対象であることを知らなかったため、時効により消滅してしまう期間が発生してしまいましたが、初診日の特定や書類作成を最短で進めることができたため、ご相談から2ヵ月ほどで提出することができました。

結果

書類提出後約3ヶ月で、障害厚生年金2級の受給が決定しました。