相談の状況
治療中の傷病の手術でやむなく神経切除をすることにより麻痺を発症しました。
片側の肘から上腕、指先にかけて常に痺れと痛みがあり、2本の指は感覚が全くなくなってしまいました。
次第に他の指も完全に曲げることが難しくなり、手指全体の運動障害となりました。
機能改善は見込めないため、マッサージやケアで日常生活が送れるように機能訓練も受けてきました。
血流が悪く冷えてしまうため、年中アームウォーマーを着用し、温浴マッサージなどをこまめにする事で指の可動域が狭くならないようケアをしています。
自力で手を動かせないことや感覚がないことに慣れず、戸に手を挟んだり、フライパンに指が接触していることに気が付かず火傷などのケガが多数ありました。
復職はできましたが、今までできていた業務が一人ではできず人に依頼する事が多くなり、利き手でない手を使う事に慣れずどんな作業にも時間がかかるようになってしまい、毎日疲労を感じるようになっていました。
そんな中ネットで障害年金の事を知り、ご相談にいらっしゃいました。
申請までのサポート
通院している病院が1件だったため、初診日の確認や傷病の確認などは速やかに行うことができました。
またご相談者様からのレスポンスも早く、控えの書類などもお持ちいただけたのでヒアリングもスムーズでした。
診断書の作成では麻痺の範囲や可動域など先生が丁寧に確認してくださり、ご相談者様の症状にあった診断書ができました。
結果
書類提出後約3ヶ月半で障害厚生年金2級の受給が決定しました。